この記事のようなAIの最新動向を、経営判断に使える形に変えて、1本2分の動画で週3回お届けします。 何が起きているか。今、考えるべきことは何か。逆に、まだ手を出さなくていいことは何か。——忙しい経営者が、自分で調べなくても判断できる状態をつくる無料の動画レターです。
人口がインドの数十分の一しかない台湾が、株式市場の規模でインドを追い抜きました。2026年5月、台湾は時価総額で世界5位の株式市場になったのです。
遠い海外の経済ニュースに見えるかもしれません。ですが私は、この一件に、これからの経営を考えるうえで見逃せないものが映っていると感じています。少しだけ、お付き合いください。

台湾の躍進を一手に支えたのは、半導体メーカーのTSMC、ただ一社です。AI向け半導体の需要で株価が急伸し、いまやTSMC1社で、台湾の主要株価指数の約45%を占めています。台湾市場の収益は、その8割超がAI関連だとも言われます。台湾株は、ほぼ「AI株」になっているのです。

勢いは、わずか数か月の出来事でした。台湾はイギリス、カナダ、そしてインドを、次々と追い抜いていきました。
理由は、突きつめればシンプルです。台湾は、AIという一つの技術に、国の経済ごと賭けました。その賭けが、いま実を結んでいます。反対に「AIの波に乗り遅れた」と言われるインドは、勢いを失いました。同じ年でも、AIに乗ったかどうかで、明暗がくっきり分かれたのです。

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